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リリー・クエンチ、who???

リリー・クエンチは、オーストラリアの作家N.J.プライアーさんの、同名人気シリーズの主人公で、
アシュビー王国の首都アシュビーウォーターに住む女の子(10歳)。アシュビーは長年、隣国の
ブラック帝国に占領され、多くの人が、座金工場で働かされているんです。リリーは、両親を早くに亡くし、祖母のウルスラ・クエンチ(元女傑のしゃきしゃき、手芸もじょうず)、と、なんとか暮らしていました。ところが、ある日、そのアシュビーウォーターに、ドラゴンが襲ってきたんです! ドラゴンですよ、ドラゴン、わたしなんか、原書読んでつい、恐竜を想像しちゃいましたが。折しも祖母を亡くし(リリー、天涯孤独)、墓地から泣いて帰宅したリリーに、国の上層部(もちろん、ブラック帝国の手先)が「おまえが、ドラゴン撃退係の家系の末裔だ! おまえがあのドラゴンを退治してこい」と。怖い国の幹部たちに、逆らうわけにもいかず、リリーはおっかなびっくり、ドラゴンと向き合うのですが。。。これが、4階建てのビルほどあろうかという、どでかい巨体(ボディは赤・翼2枚つき)の女ドラ。しかも頭がよくて、弁が立つんですね。「あなた、ブラック帝国の手先なのね」みたいなことをいって、リリーを煽る、あおる。もちろん、リリーも言い返し(ここが健気というか、ユーモラスというか)、結局ふたりは意気投合。一致協力して、しいたげられたアシュビーを解放すべく、まずは消息不明のお世継ぎをさがす旅に出発。
くわしいことはwww.okadayoshie.com/のリリー特別ページをどうぞ。7巻までありますが、え?あ?へええ!という、スマートで読み応えたっぷりの素敵なシリーズです。一応児童書ですが、コミックのりに近いスピードとサービス満点の展開。すてきなロマンスもあり、個人的には、コミック好きの中高生や大人の女性にも、きっと気に入って頂けると思っています。(たとえば、”バッテリー”ファンのかたも、読んでみてください、まずはお近くの図書館でリクエストを!)
今は1,2が出て、3が5月。4巻を腕まくりで翻訳中。
こちらでは、翻訳裏話や、著者さんのことなど、フォロー情報をご案内するつもりです。
レスポンス、お待ちしています!!

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2008年04月07日 13:01に投稿されたエントリーのページです。

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