今月の一押しオススメ! 絵本!
北極で生まれた二頭のしろくまの子どもが、母親のもとを巣立つまでの、楽しくも波瀾万丈の一年間を、世界の超一流動物カメラマンたちが撮った貴重 な写真と文章で、生き生きと再構成した一冊です。
ともかく可愛い(!)写真の数々に、優しくリズミカルな文章がぴたりと寄り添い、読んでもらった幼いお子さんたちは、きっと夢中になるでしょうね!
その下に配された解説(例:しろくまPolar Bearはキョクグマの別称、から始まり、北極の温暖化がしろくまたちを絶滅の危機に追いつめているという問題の提起まで)は非常にていねいで説得力があり、大人の読者の深い興味と共感を呼ぶにちがいありません。
著者の伊藤年一(いとう・としかず)さんは、動物図鑑制作の第一人者。テレビチャンピオン「おもしろ動物王選手権」で、あれよあれよというまに優勝の栄冠をもぎとってしまった豪傑(?)でもあられます。どんな豪傑かは、ぜひとも、著者紹介欄の写真でお確かめください!
「しろくまのこえ」とは、しろくまたちの、しずかな抗議の声なのかもしれないなと、ふと思いました.。
絶妙のタイトル!
幻冬社エデュケーション 価格:1400円+税です。↓アマゾン
しろくまのこえ (幻冬舎エデュケーションのネイチャーブック)
♡クリスマスプレゼントにも、ぜひ♡どうぞ!