本日、6月30日は陰暦では夏の終わり!
昔から一年の半分が過ぎたこの日に、身を清め、
”茅の輪:ちのわ”をくぐって、神様に半年分の罪穢れを取り去って頂く、
夏のみそぎの風習があり。
風そよぐならの小川の夕暮はみそぎぞ夏のしるしなりける 従ニ位家隆◇
百人一首の九十八番にも出てましたっけね。
うちのほうの神社でも、月初から本殿前に
大きな”茅の輪”(ちのわ:大きな輪っかにかやを
編み込んだもの)が設けられ、私も何度かこれをくぐって
お参りをさせてもらいました。
うちのほうの夏越の祓えは、さらに現代の参加者の事情を
考慮してくださったのでしょう。29日(日曜日)でした。
明日から7月。旧暦だと7月からは秋だけど、
新暦では夏はこれから! ばてないように、がんばろう!
◇和歌の意味・・・(今日は水無月の終わり。夏も終わる)
涼しい風が、(京都・上賀茂神社の境内西側を流れる)
ならの小川の川面を波立たせている。楢(なら)の葉の緑もそよいでいる。
そんな夕暮れに行われるみそぎ(夏越の祓)。それだけが夏のなごりを
伝えているんだなあ!・・・だそうであります。和歌むずかしい。