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2008年04月26日

∮これは・・・

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∮スニーカー型の、USBメモリなんです! 楽天通販(上海問屋)で購入。ちゃんと動きます。
 Qu'est-ce?(けす?)   何? これ。 (あっさり)
Qu'est ce que c'est?(けすくせ?) で、 これは何ですか? (普通)
 Qu'est que c'est que ca?(けすくせ・く・さ?) で、 これ、いったい何よ? (びっくら)
以上、フランス語でした。英語はええと・・・What is this? ですよね。なんか、ちょっと色気に欠けるような・・・。つづく。 

∮ね!

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このとおり、まんなかが割れて、USBスロットに挿せるんです。でも、延長コードみたいなのが
必要みたい。はい、オーケイ! は
Ca y est!(さ・い・え!)英語では--OK!

2008年04月30日

∮尾の小言????

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♪いらかの波とくもの波・・・ 5月が近づくと必ずどこかから流れてくる「鯉のぼり」の歌で、
大恥告白噺を一席、
問題は三番。ご存じのかた、どうぞ歌ってみてくださいマシ、
♪百瀬の滝を登りな・ば~たちまち龍に~なりぬ・べ・き~我・が・身に似~よ~や~
はい、その次、--なんて言ってます? このワタクシ、不覚にもごく最近まで、
”尾の小言”だと思っていたんです~! 
♪我が身に似よや、尾の小言・・・
ああ、恥はじハジ。つまり--
「自分に似るのだぞ!」と鯉のぼりが、尾を振って、叱咤激励しているのだと。
誰をって?--そりゃ、その、「子ども全般」を、よと--。で、なンか怖ろしい二番だなあと(ほんとは三番なんだけど)。あンなものに、目をむかれ、尾でびしばし叩かれたら(!)まいるなあと・・・。
ところがインターネットは有難いもので、この前ふと、検索したら、ま~っさお! 正解は男の子(おのこご)、と。要するに、
百瀬の滝(巨大な滝)をのぼりつめると、一瞬にして龍に化身することになっている(中国の有名な伝説)この自分に似るのだぞ、ぼうずどもよ、ってことかいな! 自戒を込めて以下に全歌詞を:-- 

1.甍の波と雲の波 重なる波のなかぞらを 橘かをる朝風に 高く泳ぐや鯉のぼり
2.ひらける広きその口に 舟をも呑まむ さま見えて 豊かにふるふ 尾ひれには
  物に動ぜぬ姿あり
3.百瀬の滝を登りなば たちまち龍になりぬべき 我が身に似よや 男の子(おのこご)と
  空に躍るや 鯉のぼり

うーん、なるほど。よおおく、わかりました。主たる誤解のもとは「子ども全般」ですな。大正時代、「端午の節句」を迎える男の子の心情を鼓舞するために作られたこの歌(文部省唱歌)の対象に、女の子は
入っていなかった! まあ、もと女の子のわたしとしては、魚なんかになりたくもなし、入れてくれなくても、別にいいけどサ。それに今は「男の子だから、がんばりなさいよ!」という大人も少なくなったでしょう。時代は変わっていくもの。この歌が長年のあいだに、むかしの日本の上層部の変な思惑を、どこかできれいに脱ぎ捨て、さわやかな名曲として、楽しく歌いつがれるようになったことを、まずは言祝ぎたいと思います。

♪水筒をいつぱいにして子どもの日 好惠


2008年05月13日

∮こんにちわ! ??  こんにちは!

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最近、小中学生さんから、よく貰うのが、
”こんにちわ! おかださん”という書き出しの手紙やメール。
こんにち”わ”って、字面はとても可愛いんだけどねえ、正用法はもちろん、こんにち”は”!!。
こんにち(=今日)は"ごきげん、いかがでいらっしゃいますか?"」と、""内がかくれているわけで--。
今の学校じゃ、そんなことも教えんのかいと、文部科学省へ超古・おじサン的批判を飛ばし続けていたおかだですが、このところは少々軟化傾向にあり。思うに、国語って、空気みたいなものなんですね。つまり、大抵の人にとっては、あって当然。しかも、空気と同じで、流れが変わる。たとえば「僕」は「下僕」のことで、明治時代まで、自分を卑下し相手を敬う言葉だった。それが今や、男性が普通に自分を呼ぶ言葉に。一方、御前(おんまえ)が変わった「おまえ」は尊敬語から今や、同等性か、親密性か、侮蔑を(現す言葉に。首題の「こんにちは」だって、そのむかし、生活のリズムがとてもゆるやかだったときには、「こんにちは、ごきげん、いかがでいらっしゃいますか)とぜんぶ、いっていたのが、世の中のスピードにあわせて省略が行われ、こんにちは、になったはず。更には字面が気にいられたか、最近,「こんにちわ」派がとみにふえてきたと。平安以来の正しい言葉の素性、というのは厳としてあるとは思うのですが、それを踏まえた上で、流れの変わり方、変遷の様子を調べるのは、専門家でなくても結構楽しいもの。ひいては、(ちょっと飛躍しますが)自分が育った日本という国とその歴史を正しく理解する一つのヒントとなるようにも思いますが--いかがでしょう。


☆「こんにちわ」に替えるなら、国民投票しよう! おかだ
☆ホント、ひまなやつ!(と冷たいまなざしの) にゃごべえ


2011年09月03日

にて、より、ばかりが、なぜモテる??

にて 行います。
より お願いします。

最近、上のような使い方が多い、というか、
普通というか、一般化しているというか、一辺倒というか、
ねこもしゃくしも にて、よりになっていますが。

~にて は <
~よリ は <から> という使い方があるのに、
なぜ、にて、より ばっかりなんでしょう?

理由はたぶん、
1)メディア(とくにTV)での頻用と、
2)「みんなと同じ使い方してりゃまちがいないよね」、とい
う賎しい(ごめん!)<横並び根性>の合体ではないかと。、

ご存じのとおり、
にて、よりのほうが で、から に比べて固い。
(にて、からを口語で使ってみてください、違和感ありませんか?)。
それを無神経にどちらか一辺倒にするのは、残念すぎる。

日本語は、複雑微妙な美しい言語体系だと思います、
日本語の豊かな選択肢を、むざむざ切り捨てるなんて、
なんと、もったいないことじゃ!

英語だフランス語だ○○語だという前に、自分たちの原語を
もう一度見直すべきだと、つくづく思い、今日のブログに。

2013年09月11日

”Be a Driver(マツダ)”って???----:わけわからない車内広告

7月の暑い暑い日に、しかたなくJRに乗ったら、
車窓に「Be a Driver」というマツダの広告が。
なんだこりゃ?と読んでみると、要するに、
「当社は、ドライバーの気持ちになって
車を作ります」----宣言----らしい??

その心意気やよし、と言いたいところだけど。
黒い文字がいっぱいで、暑いわ暗いわ
一見かんたんな英語(Be a Driver)も
どこかぎこちなく不自然
で、読み手の心に響かない。
ネイティヴ・チェックはしたのかね??

伝えることは難しい。結局、直球が一番?
とか思いつつ----。
あれは暑苦しさNO.1の思い出でしたよ! はい。


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