えと・・・発見されました! ヒッグス粒子!
ヒッグス粒子とは、我々の身の回りを含め、すべての宇宙空間を
満たしている素粒子だとして、1964年に英国の物理学者、
P.ヒッグス博士が予言。
これまでに宇宙を構成する素粒子はクォーク、レプトンをはじめ
17個あるとされ、16個までは確認されたものの、この
ヒッグス粒子だけが未発見だったそうで(現在確認中)。
もし、17番目の素粒子(ヒッグス粒個)がないと、
物に重さがあたえられず、ひいては
わたしたちの命はまったく生まれないことになるので、
「神の粒子」と呼ばれているそうですが。
見つかったんですねえ!
「自分の存命中に発見されるとは!」とヒッグス博士。
ヒッグス粒子が担う最大の役割は、宇宙のすべての物質に
質量(=重さ)を与えること。
137億年ほど前、ビッグバンで宇宙が誕生した当初、
物質には重さがなく、勝手に飛び回っていたと。
その後、ヒッグス粒子が宇宙空間をびっしり
埋めちゃったために、他の素粒子がヒッグス粒子とぶつかって、
段々動きにくくなり、物質を作り上げていったと。
ヒッグス粒子と衝突して、動きにくくなる、その動きにくさ
=質量(=重さ)とされます。
もう少しわかりやすく言い換えれば、
パーティ会場で、アイドルが現れると人が群がり、
動きづらくなりますよね。アイドル=物質。群衆=ヒッグス粒子。
動きづらさ=質量(=重さ)。
ヒッグス粒子はとても小さく、しかも空間に密集して存在しているので、
空間からヒッグス粒子をはじきだすには、宇宙誕生当時と同じくらいの
とてつもなく大きなエネルギーが必要なんだそうです。
なんか、まとめてたらわかってきた(感じ。
それにしても、今年は急展開の多い年でありますなぁ!
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